1980年代に入り、ビジネスの国際化が急速に進展し、日本企業は国際間の商取引、企業提携等を積極的に拡大するようになりました。このような時代背景のもとに、当事務所は、渉外業務にかかわるリーガルサービスを提供することを目的として、海外の法律事務所や外国企業において国際商取引、通商問題等の経験を積んだ弁護士らにより、設立されました。

 当事務所は、現在、パートナー弁護士である永島孝明及び橋本明以下、オフカウンセルの米国人弁護士2名、アイルランド人弁護士及び日本人弁護士各1名、アソシエイトの日本人弁護士4名、米国人弁護士2名、パラリーガルらで構成されております。昨今、弁護士事務所の巨大化が進み、米国のように数十人から百人を越える弁護士を擁するローファームも珍しくなくなってきました。これに対して、当事務所は、このような大規模事務所に無い特徴を維持しつつ、何がクライアントのために最善であるかを常に念頭に置きながら、柔軟かつ迅速な、きめの細かいサービスを提供するよう努めております。

 また、当事務所は、海外の法律事務所や、弁理士、会計士、税理士その他の専門家等との間で提携・協力関係を整えており、依頼された案件の内容・規模等に合わせて、これらのリソースをフルに活用し、事案に柔軟かつ迅速に対応いたしております。

 21世紀を迎えた現在、経済のボーダーレス化・グローバライゼーションの進展はますますその加速の度合いを高めており、また、いわゆるIT分野を初めとしてイノベーションの急速化・高度化は目覚しいものがあります。こうした中で、クライアントが直面する問題は一層複雑化しており、当事務所も、クライアントのニーズに的確に応えられるようにすべく、日々の研鑚を絶やさぬよう心掛け、常にクライアントのためにベストを尽くすことを目指しております。